注文住宅でリビングを畳にするデメリット

注文住宅でリビングを畳にするデメリットとは?

注文住宅でリビングを畳にすると、和の雰囲気を楽しめたり、防音性が高く転倒時のケガを防ぎやすいといったメリットがあります。一方で、実際に採用する前に知っておきたいデメリットもいくつか存在します。ここでは、注文住宅のリビングに畳を取り入れる際の注意点を詳しく見ていきましょう。

費用が高くなりやすい

まず挙げられるデメリットは、コストが上がりやすい点です。
リビング全体をフローリングにする場合と比べ、一部を畳スペースにすると、その分施工費用が加算されます。

さらに、

  • 小上がりにして段差を設ける
  • 畳下を収納スペースにする
  • デザイン性の高い畳を選ぶ

といった工夫を加えると、費用はさらに高くなる傾向があります。畳の素材や種類、リビングの広さによっても価格差が出るため、できるだけ建築費を抑えたい人にとっては不向きな選択になる場合もあります。

定期的なメンテナンスが必要

畳は自然素材であるい草を使用しているため、フローリングに比べてメンテナンスの手間がかかる点もデメリットです。
フローリングであれば掃除機や拭き掃除で簡単に手入れができますが、畳は以下のような注意が必要になります。

  • 日光による変色
  • ダニやカビの発生リスク
  • 定期的な表替え・交換

畳は新しい状態では鮮やかな緑色ですが、時間の経過とともに黄色味を帯びていきます。一般的には10年程度を目安に交換や表替えが必要とされており、長期的に見ると維持費がかかる点は理解しておきたいところです。

傷がつきやすくペットには不向き

畳はフローリングと比べて柔らかい素材のため、傷がつきやすいという弱点があります。
特に注意したいのが、室内でペットを飼っている家庭です。

犬や猫がリビングを動き回ると、爪で畳を引っかいてしまい、

  • 表面がささくれる
  • 剥がれやへこみが生じる

といったトラブルが起こりやすくなります。ペットと暮らす注文住宅で畳を採用する場合は、

  • 畳スペースに段差を設けて立ち入りを制限する
  • ペットが使わない場所に配置する

などの工夫が必要になるでしょう。

デメリットを理解した上で検討することが大切

このように、注文住宅でリビングを畳にする場合には、費用・メンテナンス・耐久性といった点でデメリットがあります。
見た目や雰囲気だけで決めてしまうと、住み始めてから「思ったより手間がかかる」「維持が大変」と感じることも少なくありません。

これから注文住宅を建てる予定で、リビングに畳を取り入れたいと考えている人は、メリットだけでなく、こうしたデメリットも踏まえた上で、自分たちの暮らし方に本当に合っているかを検討することが大切です。


まとめ

  • リビング畳は施工費が高くなりやすい
  • 定期的なメンテナンスが必要
  • ペットとの相性は要注意
  • メリットとデメリットを理解した上で採用を判断することが重要