
目次
1. エアコンが効かない!夏がつらすぎる問題
広いリビングで最初に感じたのが、
「全然涼しくならない…」
というエアコン問題。通常の広さならすぐに快適温度になるエアコンでも、リビングが広すぎると全然追いつかないんです。
- 夏は1秒でも早く涼しくなってほしいのに、全然効かない
- 冬は暖まるのにも時間がかかって光熱費が心配
広い空間を希望するなら、それに見合った容量のエアコンや、床暖房・天井ファンとの併用も検討しておくと安心です。
2. 意外と“落ち着かない”という感覚
広いと開放感があって気持ちいい!…と思っていたのですが、いざ住んでみると、
「なんだか落ち着かない」
と感じる瞬間もありました。
人には心理的に快適と感じる広さというものがあります。それを超えてしまうと、逆に居心地が悪く感じたりするんです。
注文住宅では、「広ければいい」ではなく、自分が“ちょうど良く感じる”広さを基準にすることが大切だと実感しました。
3. 掃除が大変すぎる!広さ=負担
リビングって家族が一番長く過ごす場所だからこそ、
- 食べこぼし
- 子どものおもちゃ
- ホコリや髪の毛
など、汚れがたまりやすいです。
それに加えて広さがあると、掃除の手間も何倍にも。
「週末の掃除が毎回大仕事」
という状態になってしまいました。将来的にも掃除のしやすさは大事なポイントになるので、間取りの段階で意識しておけばよかったです。
4. 使ってないスペースがもったいない!
広いリビングに憧れてつくったものの、
- 「この角、何に使う?」
- 「結局ここって誰も座らないよね?」
という“デッドスペース”が生まれがち。
使い道がなくても掃除は必要で、維持コストだけかかる空間に…。
リビングは家族がどこで何をするかをイメージして、“使うための広さ”を考えることが大切だと思いました。
5. 他の部屋を狭くしてしまった
そして最後に、これが地味に痛かった…
「リビングを広くしたせいで、他の部屋が犠牲に」
洗面所が狭くなったり、収納スペースが削られたり…。
家はリビングだけで完結しないので、全体のバランスを見ながらの設計が本当に大事なんだと実感しました。
まとめ:広さより“ちょうどよさ”を重視しよう
リビングに限らず、注文住宅は「自由にできるからこそ、後悔するリスクもある」ということを、住んでみて強く感じました。
広さが快適さに直結するとは限らないからこそ、
- 家族構成
- 暮らし方
- メンテナンス性
- 空調効率
など、現実的な視点で間取りを決めることがとても大切です。
「自分たちらしい家づくり」を叶えるには、やっぱり専門家の意見を取り入れるのも有効。私もこちらの住宅相談サービスで話を聞いてもらったことで、間取りの考え方がガラッと変わりました。
これから注文住宅を建てる方が、広さにとらわれすぎず“心地よく過ごせる空間”を実現できますように。
