リビングにこだわった我が家の注文住宅


南向きの大開口窓がもたらす開放感

注文住宅ならではの自由度を活かして、リビングには南向きの大きな窓をドンと配置。
これがもう、本当に大正解。日中は照明いらずで自然光がたっぷり入るし、天井も高くしたことで、広さ以上の開放感が生まれました。

ただし――これは住んでみてから気づいたことですが、夏の直射日光、なかなか手強いです。

設計時には想像しきれなかったほど、真夏の午後は暑くて…急いで遮熱カーテンとシェードを後付けしました。
窓の位置やサイズだけでなく、「光をどう制御するか」まで考えるのって、リビングではめちゃくちゃ大事です。


断熱・結露対策、もっと早く意識すべきだった…

窓の断熱性能も、暮らし始めてから重要性を痛感。
「ペアガラスだから大丈夫」と思い込んでいたのですが、冬になると窓際だけひんやり…。よく見ると結露も発生していて、日々の掃除がちょっとしたストレスに。

正直、もう少し予算をかけてトリプルガラス樹脂サッシも視野に入れるべきだったなと少し後悔しています。
注文住宅では「窓の性能=快適さ」と言っても過言じゃありませんね。


外付けブラインドって、実はめちゃくちゃ便利!

最近になって検討しはじめたのが外付けブラインド
これは、窓の外側で日差しを遮るアイテムで、室内の明るさを保ちつつ熱をカットしてくれる優れもの。

リビングの大開口窓みたいに「光は欲しい、でも暑いのはイヤ!」という場面にピッタリで、夏の日差し対策にかなり有効だと知りました。

注文住宅の設計段階でこれを知ってたら、絶対つけてたと思います。
これから建てる方は、ぜひ検討してみてほしい窓アイテムのひとつです!


無垢の床材と窓の相性も◎だけど注意点あり

リビングには無垢のオーク材を使いました。
窓からの光が当たると、木目がすごくきれいに映えて、とても気に入っています。窓と床の相性って、実はかなり大切。

ただし、無垢材は日差しで日焼けや反りが出やすいので、そこも含めて窓の位置や日除けは考えたほうが良さそうです。自然素材ならではの変化を楽しめる人にはおすすめですが、こまめなメンテナンスも必要ですね。


リビング+畳スペースという光の使い方

我が家のリビングには、小さな畳スペースもつけました。
子どもの遊び場にもなるし、来客時にはちょっとした客間にもなるので本当に便利。ここにも小窓を一つだけ設けたのですが、大きすぎない窓で光を取り込みつつ、落ち着く空間にできました。

リビングといっても、全部に大きな窓をつける必要はなくて、空間ごとに窓の「量」と「質」を変えると、すごく居心地が良くなるんだなと実感しています。


窓ひとつで、リビングはもっと好きになれる

注文住宅って、自由に設計できるからこそ「窓のこと、もっと深く考えておけばよかった…」っていう後悔も出やすい部分。

でも逆に言えば、窓を制する者はリビングを制すとも言えるかも。

  • 南向きで明るさを確保する
  • 夏の日差しは制御できるようにする
  • 断熱・結露対策も視野に入れる
  • 床材や空間とのバランスをとる
  • 必要に応じてブラインドやシェードを活用

設計時には想像しきれないことも多いので、窓まわりに詳しい専門家に相談するのがやっぱり安心です。

「窓をどうつけるか?」
それだけで、リビングの快適さも、家族の笑顔もきっと変わってきますよ!